虫歯の違い

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虫歯の違い

歯の根元の部分は、頭の部分(歯冠部)に比べてむし歯にになりやすのです🦷

 

なぜなら、根元の部分はエナメル質に覆われておらず、象牙質が露出しているからです。

象牙質は、エナメル質に比べて酸に溶けやすく虫歯になりやすいのです🤯

象牙質が虫歯になりやすい原因は以下のとおりです!

 

◯象牙質は有機質が多いから

エナメル質は約95%が無機質で、有機質は1%程度であるのに対して、象牙質は無機質が約70%、有機質が約20%で構成されています。そのため、象牙質はエナメル質に比べて柔らかい(硬度が低い)のです😔

無機質が酸で溶け出すだけではなく、有機質が分解されることでも虫歯は進行します。

また、無機質が溶けて、残った有機物の隙間に細菌が侵入した留まることで、さらに歯の根元の虫歯の進行の原因になります。

 

◯表面に象牙細菅が開いているから

エナメル質と違い、象牙質の表面にはたくさんの穴(象牙細菅)があります🦷

そのため、象牙質では、この穴を通じて象牙質内部に細菌が侵入したり、酸が入り込んできます。歯の根元の虫歯がエナメル質の虫歯と違って進行が速いのは、この細菅の存在が大きくかかわっています😳

 

虫歯の予防には、より高濃度のフッ化物が効果的!!!

フッ化物は歯の表面のカルシウムと反応して、歯面に留まり、虫歯予防効果を発揮します。エナメル質に比べて無機成分が少ない象牙質はエナメル質に比べてフッ化物が留まりにくい性質があります。

そのため、根面の虫歯の予防には、歯冠部の虫歯よりも高濃度のフッ化物が必要になります👏

 

当院でも、フッ化物が多くはいった歯磨き粉などをご用意しております。

受付での販売もしておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください🦷

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