口腔機能低下症

Information口腔機能低下症

口腔機能低下症

だいぶ季節も秋のようになり過ごしやすくなってきましたね、皆様いかがお過ごしでしょうか?😊😊😊

 
さて今回は口腔機能低下症についてご説明します!
 
 
口腔機能低下症とはその名の通りお口の中の機能が低下することです。
高齢者は自分の口腔機能の低下に気づいてない場合も多く、ご自覚が無い場合が多いです。
また、ある程度自覚していたとしても、年だからなど思ってる方も少なくありません。
ある研究結果によると、歯周病や入れ歯の患者さんと同程度に口腔機能が低下している患者さんがいるとのことです。
口腔機能の低下を示す口腔機能低下症の段階は咀嚼障害、嚥下障害、発音障害といった障害レベルの一歩手前の段階です。
なので早期発見、低下を食い止めることが大事になってきます!
 
 
 
ここからは具体的な兆候と改善点について記していきます。
①口腔内の関心の低下、プラークコントロールの悪化
以前に比べてプラークコントロールや、義歯の衛生管理が不十分な場合は背景を傾聴する事が大事です。
 
②義歯清掃の不十分さに自覚があるか
わかりにくいので、歯垢染色液などで染め出してチェックする事も有効です。
 
③舌苔の付着の程度
口腔内の細菌は歯面だけではなく舌の表面上にも大量に存在します。歯ブラシだけではなく舌ブラシと口腔保湿剤を併用して掃除します。
 
④口の中が乾くようになった
老化により唾液量は少なくなります。
唾液腺マッサージや、顕著な口腔乾燥が見られる場合は口腔保湿剤の使用を指導します。
 
⑤入れ歯による粘膜疼痛の有無
入れ歯の粘膜面に口腔保湿剤を直接塗布するとこも有効です。
 
⑥食べこぼし、滑舌の低下
筋力の低下が考えられます。
歯応えのあるものの摂取、強いブクブクうがい、ボタンをつかった訓練などが有効です。
 
⑦口の動きが悪くなった
高齢者はくちを動かす事がすくなくなります、舌や頬の可動域のチェックののちストレッチなど有効です。
 
⑧硬いものが食べにくくなった
食事内容の見直しをおこない、柔らかいものをたべましょう。
ただ柔らかいものは炭水化物の場合が多いので、タンパク質もしっかり摂るよう意識しましょう。
 
⑨食事の時にむせる
嚥下障害が疑われます。
嚥下体操や発音訓練などを行いましょう。
 
 
 
 
 
 
いかがでしたか?🙋‍♂️🙋‍♂️🙋‍♂️
他にもお口の中でわからないことあればいつでもご相談下さいね!
それでは今後とも名古屋みなみ歯科・矯正歯科をよろしくお願い申し上げます。🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️
 

 

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