口腔乾燥症の薬剤

Information口腔乾燥症の薬剤

口腔乾燥症の薬剤

だいぶ温度も寒くなってきて雪もちらついている昨今

皆様いかがお過ごしでしょうか?😊😊😊

もうそろそろ新学期や新しい環境にむけて準備をし始めるタイミングかと思われます。

 

ストレスや温度変化などによる風邪など気をつけてくださいね!
 
 
 
 
さて今回は口腔乾燥症を引き起こす薬についてお伝えします!
 
 
日本の処方薬のなかに口腔乾燥に関する副作用の記載がある処方薬はおよそ43%、635種類もあります。
高齢者においては薬剤を多剤併用している場合が多く、服用する薬が増えるほど、有害事象も増加する可能性があります。
 
薬剤による唾液分泌の低下の理由としては唾液をだす唾液腺の細胞および中枢神経系に作用することによっておこります。
 
唾液分泌は自律神経によって調整されており、そのほとんどが副交感神経が支配しています。
唾液腺の細胞の受容体にアセチルコリンというものが結合することで分泌されるのですが、薬剤の中に抗コリンを有するものは神経伝達をブロックし、唾液分泌が低下します。
 
利尿剤は唾液腺のイオンの輸送を阻害するため唾液分泌を低下させます。
 
カルシウム拮抗薬は唾液腺のカルシウムを減少させ細胞内情報伝達を低下させ唾液分泌を低下させます。
 
抗うつ薬や抗不安薬は自律神経に直接作用して唾液分泌の低下を引き起こします。
 
 
下に口腔乾燥の記載がある治療薬の例をあげておきます。
 
抗精神病薬・ハルジオン、レンドルミン
抗うつ薬・デジレル、トリプタノール
抗不安薬・デパス、リーゼ
利尿薬・アルダクトン、フライトラン
抗ヒスタミン薬・アレジオン、レスタミン
高血圧治療薬・アムロジン、アダラード
気管支拡張薬・スピロペント、メプチン
 
いかがでしたか?🙋‍♂️🙋‍♂️🙋‍♂️
他にもお口の中でわからないことあればいつでもご相談下さいね!
それでは今後とも名古屋みなみ歯科・矯正歯科をよろしくお願い申し上げます。🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️
 

 

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