Information歯磨き粉のフッ素濃度について
むし歯予防に有効なフッ化物配合歯磨剤
現在もっともエビデンスレベルが高いむし歯予防方法は、「1日2回以上のフッ化物配合歯磨剤によるブラッシング」です！🦷🪥✨
現在の日本の通常の歯磨剤（歯磨き粉）には、1000〜1500ppm程度のフッ化物が配合されていますが、世界の他の地域では、さまざまな濃度のものが販売されています💫
フッ化物濃度の最低基準はありませんが、歯磨剤への配合最大許容濃度は年齢や国によって異なります。
日本では以前は最高濃度1000ppmのフッ化物配合が限度でしたが、2017年3月以降は最高濃度1500ppmまで配合することが厚生労働省によって承認されました🫧
ただし、フッ化物濃度の高い歯磨剤は、むし歯に対する保護効果が高い反面、成長期の歯にフッ素症（エナメル質の欠陥）が発生するリスクがあるため、幼児期と小児期に推奨されるフッ化物濃度は低く抑えられています🪄︎︎
日本口腔衛生学会では、
⑴6歳未満には、500ppmのフッ化物配合歯磨剤
⑵6〜14歳には、1000ppmのフッ化物配合歯磨剤
⑶15歳以上には、1500ppm以上のフッ化物配合歯磨剤
を使うように推奨しています。
ちなみに、海外ではむし歯ハイリスクの方へ2800〜5000ppmの歯磨剤が使用されることがあるようですが、日本ではまだ未認可のようです。
それぞれのライフステージでフッ化物配合歯磨剤の推奨濃度が異なることに注意してください！💦
いかがでしたか？🍀
当院でもおすすめのむし歯予防の歯磨き粉を準備していますので是非お立ち寄りください🎵
今後も名古屋みなみ歯科をよろしくお願いいたします🦷🌈