Information仕上げ磨き
こんにちは名古屋みなみ歯科です😊
お子さんがいるご家庭で、小学生に
入学した頃は自立させるために自分で
歯磨きを任せようと考える親御さんは
多いと思います。
ですが、お子様の仕上げ磨きは基本的に
いくつまでとはきまっていません。
理想としては本人が上手に磨けるように
なるまでですが、歯磨きを嫌がるお子様も
多いと思います。
永久歯の生え替わりの時期の子供たちに
おいて、保護者による仕上げ磨きは不可欠
ですが、さまざまな理由によって受け入れて
もらえないことも多いしのも事実です。
この時期は、プラークをきちんと落とす事
にこだわりすぎず、まずは「仕上げ磨きを習慣化すること」の方がとても大切です👀
主に考えられる理由を以下に整理します。
❶痛い、呼吸が苦しい
保護者が力を入れて磨いてしまったり
子供が動く事で意図しない場所に歯ブラシ
が当たっていたりする事で痛みます。
また保護者が真剣になるあまり、口腔内に
ずっと歯ブラシが入ったままの状態となる
ため子供にとってはいつ呼吸してよいのか
わからず苦しくて嫌がります。自分で磨く
のは好きだけど仕上げ磨きを嫌がるという
場合はこの原因の可能性があります。
❷「いーして」「あーして」の繰り返しが嫌になる
磨く側の保護者は、臼歯から前歯にかけて
唇側→咬合面→口蓋側と1歯ずつ順に磨いて
いきたいので、ついつい「いーして」
「あーして」と繰り返し要求してしまいます
が、磨かれる側としては混乱してしまいます。
まずは、「いーして」唇側を全部終わらせて、
次に「あーして」舌側・口蓋側を終わらせ、
最後に咬合面をささっと磨けば、非常に単純
になりすまし、早く終われます。
❸仕上げ磨きをやるタイミングじゃない
遊んで途中に呼ばれるなど、その子にとって
仕上げ磨きをやるタイミングではないときに
無理やりやりやると受け入れられない場合が
あります。食事の前に「いただきます」を
言うように、寝る前には歯を磨くということを
習慣づけましょう。まずは「そろそろ寝る
よ〜」のこえかけで大人が洗面所で歯磨きを
始めてみましょう。毎日繰り返すうちにこども
なりに流れがわかってきます。そうしたらそこ
に仕上げ磨きを盛り込んでみると受け入れ
てもらいやすくなります。
❹自分だけやられてるのがいやになる
本人磨きは自分から進んでやるものの、仕上げ
磨きとなると嫌がる場合、自分だけ一方的に
やられるのが嫌に思っている場合もあります。
このような場合、こどもに保護者の歯を
磨いてもらう「逆仕上げ磨き」を提案します。
「気持ちよかった〜。次は○○ちゃんの番ね!」と流れで、すぐやらせてくれます。
❺楽しくない
なぜ歯磨きが必要なのか理解していない年齢
では、単純に楽しいから嫌がる場合もあります。まずは、親子のスキンシップの時間としてお互い楽しんじゃいましょう。途中で嫌になった時は「今日は左上の臼歯から磨き始めたけど、明日は右上から」といった具合に仕上げ磨きをスタートする場所を日に変えて、1週間で全体をきれいにするぐらいの気持ちでとらえましょう。
もし夜の仕上げ磨きが疲れてできなかったり
したら朝早めにお子様をおこして磨いたり
など無理なく工夫すれば大丈夫です🙆♀️
ご自身のケアに加えてお子様のケアも
大変かもしれませんが是非参考にしてみてくださいね🌟