Information抜歯の必要性
抜歯する理由は、大きく２つあります。
１つ目は歯の混み合いの程度です。
歯が植わっている顎の大きさと歯の大きさの不一致にあります。
ちょっとした混み合いであれば、歯の両脇を数ミリ程削り並べることができるかもしれません。
しかし、激しく混み合っている場合は、歯を削るにも限界があるため、抜歯が必要になってきます。
もし抜歯が必要なほど混み合っているのに、抜歯をしないで並べようとします。
するとどうでしょうか？歯が植わっている顎の大きさは変わりませんので、歯全体が押し出されるように外側へ動き、前歯が唇を外へ押し出すように働く可能性があります。
それによって、口が閉じにくくなるなど、口元が出た見た目になってしまうかもしれません。
2つ目は口元の状態です。
歯が混み合っていなくても、口元が出ていて口が閉じにくくなっている事があります。
このような場合、前歯を引っ込めて口を閉じやすくするために抜歯をする事があります。
いくら歯が綺麗に並んでいても、口が閉じにくくなってしまってはいけません。
インターネットや電車広告で'非抜歯矯正'というワードを見かける事があります。
患者様にとって魅力に感じると思います。
しかし、本来ならば抜歯による矯正が妥当であったと考えるられる患者様が非抜歯で治療されると、先程お話ししたよう、矯正前より口が閉じにくくなったり、歯肉退縮が見られたりする事があります。
患者様一人一人によって矯正の進め方が変わっていきます。
矯正についての、お悩みや不安など、
矯正の無料カウンセリングもおこなっております。患者様の希望、目的に沿って実施していきます。
気になる方、ぜひお気軽にご連絡ください。