Information口臭について
こんにちは名古屋みなみ歯科です😊
口臭の定義とは、呼吸、また会話
などをした際に出る息が、不快と他人
に感じられるものとなります。
ここで重要なのは自身で感じるのでは
なく第三者の他人がそのにおいを不快に
感じるかどうかということです💦
口臭が主訴で歯科医院に受診する
患者さんの多くのきっかけが
人から指摘されることが多いようです😨
ですがにおいを感じる嗅覚は人それぞれです。
たとえば、さわやかな香りの香水など、
体調が悪い時は不快に感じます。
また好きな相手だったら、汗をかいた
後のにおいも好ましく思いますが、
そうではない人では不快に感じます。
人の嗅覚は常に客観的ににおいを判断
しているのではなく、過去の経験や、
その時の心情の影響を受けるのです🤷♀️
また、嗅覚は同じにおいを長くかぐと
そのにおいに順応してしまう機能があります。
そのため、周りの人たちが顔を背けるほど
きつい口臭の人がいても、本人はその
においを自覚していないことがほとんどです。
口臭が原因となる主なにおい物質
☑︎ 硫化水素
卵が腐敗したようなにおい
☑︎ メチルメルカプタン
魚や野菜が腐ったようなにおい
☑︎ ジメチルサルファイド
生ゴミのようなにおい
などがあり、代謝で剥がれた粘膜の皮が
あったり血液などの成分がたんぱく質を
口腔内細菌が分解をして、硫黄が含まれて
いるアミノ酸をもとにつくられます。
そのにおいの発する強さは、口腔内細菌の
種類や菌の量、歯や舌、入れ歯などの清掃
状態や唾液の分泌量などによって異なります。
また口臭の種類にもいくつかあり、
○ 生理的口臭
(起床時・空腹時・疲労時)
○ 飲食物・嗜好品による口臭
(ネギ・ニラ・ニンニク・アルコール・タバコ)
○ 疾患・異常などの病的原因
(歯周病・多量の舌苔付着・唾液分泌の減少
虫歯・入れ歯の清掃不良・口腔がん)
○ 心因性の口臭
(健康状態、口腔内の清掃も行き届いて
良好だが、周囲の人が手で口、鼻を
押さえている仕草をみて自分に口臭が
あると自己判断してしまう)
などがありますが、実際の口臭の原因は
1つに特定することは少なく、いくつか
要因が重なり合い、口臭が発生している
場合がほとんどです💥
口臭の原因にあげられる要因で
歯周病、虫歯(神経が失活している、
また神経が剥き出しで放置されている)、
舌の汚れが多量に付着している場合は
歯科医院を受診し治療を受けましょう🙆♀️
一番大切なことは自分の口腔内に
関心を持ち、変化に気づくことです。
虫歯がないか、どこに汚れがついているか、
着色などはついていないかなど普段から
鏡などで自分のお口の中を見てみましょう💡
歯科医院での定期検診ではご自身では
気づかなかったりわからない部分などを
私たちが見つけ、お伝えし、指導させて
いただきます。
痛みなどの症状が出てから歯科に受診する
のではなく、予防のために歯科にかかると
いうのが最近の考え方であります。
最近歯科医院に受診していない方はこの
機会にぜひ検診に行ってみてはいかがでしょうか🦷