Information直しておきたいこと
一度歯が生えそろったら、歯並びやかみ合わせはそのまま変わらないと思っていませんか??
実は、日常生活におけるささいな癖が長期間続くと、歯並びやかみ合わせにも影響してくるんです。
例えば、頬杖をついたり、うつ伏せや横向きで寝たり、、こうしたのも癖に当てはまります。
その中でも、ふとお子さんの方を向くと、5歳や6歳になっても指を加えていたり、お口をポカンと開いたりしてないでしょうか??
特にお子さんが小さい時に気をつけておきたい癖がこの2つです。
まず、指しゃぶりについては、3歳頃までは無理に禁止する必要はありません。
例えば、4歳過ぎても昼間に頻繁に指しゃぶりを行っている場合や、一度やめた指しゃぶりが再開した場合などは注意が必要です。
また、お口をポカンと開いている状態も直しておきたい癖の1つです。大人でも自分の癖に気付くのはなかなか難しいことです。
指しゃぶり、お口ポカンなどの癖について把握するには、動画の撮影なども有効的です。
この2つの癖が見られる子では、ほとんどの場合、お口の周りの筋肉を正しく使えていない状態であると考えられるます。
そのため、正しく使えるように練習することが大切です。
もっとも簡単な方法は、普段のご飯の食べ方を見直すことです。
実際に口の周りをもっとも働かせるのは食事の場面です。食事場面が重要であることはもちろんですが、お口の機能を正しく使えるためには、すでに習慣化してしまった癖を治すため、お口の周りの筋肉を鍛える必要があります。
大切な事は、継続して練習することです。
そのためには、しっかり褒めてあげる事が必要です。"練習したら褒めてもらえる"と思ってもらう事でモチベーションにもつながります。
家庭での練習量、そして練習の質が大切なので、ご家族の協力が不可欠です。
けして無理はしなくていいので、できる日に練習を行うようにしましょう。